DIVE 1番プロモに思う

Loading...

「SUPER LOVE SONGとBURNを足して2で割った感じ」という評判を聞いて正直萎えていたのですが、
正直これを聞く限りは、思ったよりはいいのではないかと。
「カッコイイ」という評価は本物だったのね。いつものYesマン達の発言かと流していた自分に反省。
最終的にSUPER LOVE SONGとBURNよりは好きになるかも（まあその二曲は最近まったく聞いていないけど）。

サビの「ラララララ」。
言われているほどダサくはないかな、とは思った。
しかし改めて曲を聴いて、もっと他にいい歌詞を入れられたんじゃないか、と思わずにはいられない。
（ぱっと思いついたのは、「Stay green」のサビでは同じような状況で「無礼講なLove」「Pray to yourself」という歌詞を入れている。探せばこのような例は他にもあると思われる。）
まあ最近のB’zにありがちな「みんなで歌える曲にしたい病」「ライブで盛り上がれる曲にしたい病」でしょうけど。
（この病気はひとえにB’zが真面目でファン想いだからこそでもあるので、一概に批判はしにくいのだが。）
まあそういうことを優先するなら、こんなスピードロックにおよそ場違いな「ラララララ」という歌詞を持ってくるのは納得できるし、妥当とも言える。
(さらに、このようなわかりやすい歌詞にしたことでultra soulみたく大ヒットするならそれはB’zの大成功ということで評価はできるけど…タイアップが強いわけでもなくそれは厳しいだろう。中途半端な売れ線狙いは嫌。シングルだから仕方がないけれど。)

さて、この「ラララララ」をライブで一緒に叫びたいと思えるかどうか、という話…
いやまあ、実際のライブの場では、言わないとただのKYですが…
俺がB’zに求めているものってそれなのかな…

他所様のサイトで過去に「BANZAIで諸手をあげられるか」という記事があったな。
今ならその気持ちはわかる。つか、2000年以降ファン離れしていった人達の気持ちが少しわかるかも？
まあ自分は例え「今後のB’zに一切期待できない」という状況になっても、過去の名盤を捨てるようなことはしないけど。
あのサイト最近見てないな。この曲聞いてどう思っているのだろう。

ふと思いついたのは、むしろオーディエンスを圧倒し黙らせるような曲を聴きたい。オーディエンス受けなど気にせずどうぞ好き放題暴れていただきたい。過去のB’zにはそんな時期もあったはず。
その辺が最近のB’zとあわないところなのかな？ACTIONが好きなのは事実だけど。

B’z以外にも少しずつ興味を持ち出した最近でも、「B’zにしかできないもの」は確実にあると思っている。
でもそれは今のB’zの方向性とは少し違うような、いやまだそう決め付けるのは早いような…

少なくともこの曲は決して悪くはないけれど、「新生B’z」と言えるとはとても思えない。
ということは両A面のもう一曲に大きく期待していい、ということにしておこう。