2006年5月8日(月)読売新聞25面

以下引用

 ○×県有数の進学校,■○△高校の,藩校時代から数えて200年を超す歴史に昨年秋,新たな1ページが刻まれた。全校生徒1199人をまとめる生徒会の三役全てを女子が占めたのだ。(中略)三役独占は初めてのことだった。
 選挙は,三役とも対立候補が無く,信任投票。全国的な生徒会離れ傾向は,■○△高校も例外ではなかった。
 生徒会総務を引き受けたのは,(個人名につき略)。女子としては2年連続,歴代4人目だ。「勉強に明け暮れるだけでは物足りない。皆の役に立ちたかった」と立候補の理由を話す。任期は,受験勉強が忙しくなる今秋までだ。
 女子生徒ならではの苦労もある。4月,体育館で生徒総会を開いた時の事。列から外れ,壁に寄りかかっている男子たちがいた。「列に並んで下さーい」。総務は,何度かマイクで注意したが,聞いてもらえなかった。
 こんな時,先輩の男子総務なら一喝して解決していた。それに比べ,自分は甘く見られるし,押しも利かない―。歯がゆい思いは一度や二度ではなかった。だが,負けてはいない。
 「■○生らしさ」を大切に考える総務は,自転車置き場の整頓を呼びかけ,成果を上げてきた。その秘訣は,昼休み時間にある。
 生徒会を一緒にリードする議長の(個人名につき略)や監査委員長の(略)らとともに,乱雑に止められた一台一台を黙々と並べ直す。行動に込められた無言のメッセージが,男子にも女子にも伝わっていった。
 「男子がきちんと止めてくれるようになるのって,ほんと,うれしいんですよね」
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 1784年(天明4年)に創立された藩校をルーツとする■○△高は,「自由闊達」を旨とし,校則も無く,バンカラ気風を謳歌する独特の校風を持つ。
 今年の入学式翌日―。教室に現れた応援団長,(個人名につき略)らの前で,新1年生たちは縮み上がった。ひざまである学ランに下駄履き姿。室内の雰囲気が,ピーンと張り詰めた。
 先達の精神を引き継ぐ館歌(校歌)の指導が始まった。「腹から声を出してっ」。檄を飛ばす団長らの表情は真剣そのもの。「1年生を『■○生の顔』にするのが役目です」と胸を張った。
 (中略。主にこの高校出身の著名人にまつわるエピソードが書かれています)切っぷがよくて,シンが強い―。そんな福博(福岡と博多)の女性の心意気は,今も息づいている。

引用ここまで。


 タイピングの練習をしてみたかっただけです。結構しんどかった。本当はこの2倍くらいの記事がありますが,どうにも長いので省かせていただきました。
 ちなみにこの記事は部室で見つけたもので,ちょっと借りてきました(もらってもかまわないっぽいですが)。
 取材を受ける事自体はいいんじゃないでしょうか。実際の記事を見て思うことは色々あるかもしれませんが。


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 まぁ,記事云々をそれほど気にする気は元々無かったので,とりあえずこの高校の在校生の方々の,これからのますますの御健闘をお祈りいたします。